2014.09.12 カテゴリ: 日々の泡立ち・・・
だれもやりたがらないこと。だれもやらないこと。それをあえてやってしまうのがロックの価値観
週刊朝日最新号掲載の吉川晃司インタビュー記事を読む。
影響を受けたアーティストとして原田真二と佐野元春の名前を挙げていたのが印象的だった。日本語を洋楽のグルーヴで歌いこなす原田真二に衝撃を受けたと語っていた。
ZELDAの懐かしいライヴ映像を見る。
いま聴いても瑞々しい。まるで現在進行形のロック・バンドのよう!! 趣味嗜好もバラバラの4人が集まって未曽有のグルーヴを生み出していく奇跡。
音楽って素晴らしい。
アベノミクスで景気は良くなったという実感は残念ながら、無い。なぜ世の中は相変わらず不景気なのか? その理由はひとつ。遣うべきときにきちんと消費せずムダ金(政務活動費?)ばかり遣い、遣うべきところできちんと消費しないからだ。物を消費すれば、世の中全体が潤い欲望も活性化する。公共事業に活力が生じない現状をどうすれば改善できるのか。そのための知恵を創出する工夫をどんどん企業に募ればいい。国内がダメならば海外から投資を呼び込めばいい。
これまで我が国は、海外へ投資して利益を得てきた。だから今度は海外にどんどん儲けさせればいい。それによって我が国の経済が多大なダメージを被る? いや、そこから新たなビジネス・モデルがどんどん生まれてくるはずだ。そこから得る利益を海外の貧困層へと還元すればいい。それによって世界全体が潤う。そのような循環システムの確立こそ、政治家の使命。
週刊文春最新号掲載の桑田佳祐インタビュー記事を読む。自分は、高尚な芸術家ではないしなるつもりもない。生涯、下世話なポップ・ミュージックの担い手でありたい。そう語る桑田。
ササンの新曲を聴いた。そこにあるのは、私達が望むサザンだった。サザンは決して裏切らない。もうそれだけで私達はことばにできない至福感に包まれる。

僕らはそこに僕らを必要としてくれる人たちがいて初めて存在できる。みんなが必要としてくれるからその期待に応えるために頑張る。桑田はそう語る。つまりそれがサザンだ。

芸術は、そこに必要としてくれる人がいなくても成立する。でもポップ・ミュージックは消費されてなんぼ。大衆に消費されることでこの世界は多幸感に包まれる。
BUMP OF CHICKEN もサザンも、自分たちの音楽を必要としてくれるリスナーがいて初めてその表現が表現として成立し、それは自立した生命体になる。その一点に於いて、この二つのバンドは僕の中で繋がっている。
サザンがこの世の中に存在する限り、きっと私達の未来は無限の光で照らされていくだろう。それはきっと素敵なことなんだ。ありがとう。サザン。

誰かの遣ったことをそのまま踏襲するだけなら、そこに進化も進歩も生まれない。だれもやりたがらないこと。だれもやらないこと。それをあえてやってしまうのがロックの価値観。現状に満足してしまったら、そこで全ては終わってしまう。でも、変化することを怖れなければ、未来はいつだって大手を振って迎えてくれるはず。
既存の常識を疑えっ!! 既存の価値観を疑えっ!! そこから全てが始まるんだっ。(笑)
吉川晃司 - せつなさを殺せない2014
Sweet Baby:原田真二
ZELDA Dancing Days #03 ELECTRIC SWEETIE
サザンオールスターズ「天国オン・ザ・ビーチ」MUSIC VIDEO
サザンオールスターズ「東京VICTORY」MUSIC VIDEO
BUMP OF CHICKEN feat. HATSUNE MIKU「ray」
サザンオールスターズ - ピースとハイライト

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