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2014.05.08    カテゴリ:  映画・文学 

   愛と生を見つめ続けた作家、渡辺淳一を悼む


渡辺淳一さん死去、愛と生を見つめ続けた
読売新聞 5月7日(水)8時30分配信




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140507-00050001-yom-ent





読売新聞朝刊に、「渡辺淳一さんを悼む」という記事が掲載されていた。
その文章中にとても興味深い一節があったので下記に抜粋させていただきます。







“また渡辺さんは、「おれ、ミステリーはわからん」と、よく呟いていた。
「そうかな。小説はみんなミステリーでしょう」
「どういうこと?」
「構造的にそうでしょ。初めになにかしら謎が提示され、それが深まり、少しずつ解けて大団円に到る。恋愛小説だって構造的にはそうでしょ。あなたの「阿寒に果つ」なんて、完全にミステリーですよ」
「そういうことなら、わかる」
論理のよく通ずる頭脳であった。”

読売新聞朝刊2014年(平成26年)5月8日(木)
文化面記事
渡辺淳一さんを悼む 阿刀田高 
より抜粋。










そうなんですよね。
僕も阿刀田さんの見解に素直に同意できました。

時代やジャンルを超越した普遍性。
それが小説の醍醐味だから。








M-310




“槇子は風呂に入ったらしく、洗い髪のまま、ちゃっかり頼子のネグリジェを着ている。
「なんえ、それ・・・・・・」
「お姉ちゃん、こんないい曲わからへんの。いま最高人気のあるイエローマジックオーケストラやんか」
「そんな、外国のバンドなんかよう知らん」
「違う、これ日本のバンドえ、けど日本よりアメリカのほうでもの凄う人気あるんやから」
「けったいな、なんかテレビゲームみたいな音やないの」
「お姉ちゃんも普通のバンドやないいうことだけはわかんのやね。これシンセサイザーえ」
「なんえ、シンセサイザーって?」
「困ってしまうわ」
槇子は大袈裟に肩をすくめる。”

渡辺淳一「化粧」より抜粋。




M-311









僕は渡辺さんの小説が大好きでした。
人間という存在の切なさ、儚さ。
逃れられない業としての、愛と欲望。
そんな人間の生(性)と死を極限まで追及した方でした。


謹んでご冥福をお祈りいたします。








Hanoi Rock - Back to Mystery City live 1983 (remastered)

HANOI ROCKS "Tragedy" Live at The Marquee 1983

Rydeen (Live) - Yellow Magic Orchestra

ZIGGY-マケイヌ



















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