2014.04.22 カテゴリ: ロックンロール(邦楽)
ZIGGYとXJAPAN
今年は、ZIGGY結成30周年。
そして、Xのメジャーデビューアルバム『BLUE BLOOD』リリース25周年。
この二つのロック・バンドに共通する要素がある。
それは、既存の価値観に“NO”を叩きつける反骨心。
お化粧を施したど派手なルックスで、歌謡メロディともいえる情緒的な旋律を鳴らす。しかも、爆音で。
そんなロック・バンドがメイン・ストリームに浮上して世間から受け入れられるはずがない。
嘗て、僕自身がそう思っていた。(笑)
だが、世間は受け入れた。
そして、彼らが起こした革命は、後のヴィジュアル系へと受け継がれていくことになる。
XJAPAN。
こんなにも無尽蔵な可能性を秘めたロック・バンドが地下のマグマの中で沸々と燃え上がり爆発する瞬間を待ち続けていた。奴らが地上にその姿を晒した時の衝撃は、ロックの熱狂と興奮そのものだった。THE BLUE HEARTSと並び称されるべき、我が国の素晴らしい財産だ。
そして、ZIGGY。
やりたいことをやりぬくことで大衆の欲求を満たし続けてきた30年。同時に、やりたいことがあるから転がり続けた30年。
“ああ、今そういうブームってあるじゃないですか。でも、俺らって確かにバンドブームの中にいたけれど、一度もトップにはなってないから。ユニコーンがトップだったし、バクチクがトップだったし、プリンセス・プリンセスがトップだったと思うよ。その時代その時代、常に自分たちよりもメインのものがあったと思う。で、俺たちはその本流に対する、やっぱりちょっとサブの位置だったから。何も極めていないんだもん、そういう意味でいえば。だからこそ、あれだけ迷走することもできたのかもしれないしね・・・・・”
BRIDGE 2007年12月号
森重樹一インタビュー記事
(インタビュアー兵庫慎司)より抜粋。
もしも、あの時、ZIGGYの成功が無ければ、その後のXJAPANの成功も無かったかもしれない。
そして、ヴィジュアル系の隆盛も・・・
こんな素敵なロック・バンドたちに出会えたことを僕は誇りに思う。
グロリア ZIGGY
X-Japan yoshiki の部屋
ZIGGY - BORN TO BE FREE
2009.05.03 X JAPAN WORLD TOUR Live in TOKYO 「紅」
X Japan - Weekend 1990 LIVE
ZIGGY-マケイヌ
X Japan - Celebration

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