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2012.01.20    カテゴリ:  ロックンロール(邦楽) 

   傷だらけのガラス玉・・・アルバム『プライヴェイト・アイ』を振り返る


以前にもここで述べたことがあるが、






僕は20代の頃、







雑誌ぴあで知り合った年下の友人たちと







ロック・サークルで活動をしていた。








月1回程の割合





会報を発行し、





そこに各自がロックンロールへの想いを綴った。






編集長は、高校生のメタル大好き少女







僕も当時は、メタル・フリークだった。








ことばで思いを表現することに対して






意識的になったのもこの頃だったと思う。









自分で文章を書き始めてわかった事






それは、






独りよがりの文章ほどつまらないものは無いという






実に当たり前の論理だった。







当時は、そんなことにすら気付かなかった。







で・・・






書き始めているうちに、








自分でも相当無理をしていることに



気付いた









つまり、かっこつけすぎっ!!






難解で理屈っぽい文章が、かっこいいと思っていたから。







・・・(笑)







そんな時、出会ったのが






松村雄策の文章だった。






彼の書く文章は、





平易でわかりやすかった








ひとつも難しいことは言って無いのに、深淵で知的だった。






つまり太宰や漱石に代表される






私小説風の文体。




M-383





それ以降僕は、





わかりやすく面白い文体を心がけた







つまり他者に思いを伝えるということを



意識し始めたのだ









すると、






いつしかすらすらと



言葉が浮かんでくるようになってきた







考えなくても、





ことばがステップを踏み始める






そうなれば、しめたものだ






自身を相対化するということは、





そういうことなんだと思う。



M-384






♪ 俺はプライヴェイト・アイ それでいいのさ 

俺はプライヴェイト・アイ このままいくさ

ガキの頃からしみついている 熱い匂いが生きてる証さ

俺の弾丸受けてみるかい

俺はプライヴェイト・アイ


「プライヴェイト・アイ」作詞・作曲 歌 松村雄策








松村雄策





ロッキング・オンの編集者であると同時に、




ロック・シンガーであった。




M-385





メジャー・レーベルから



アルバムもリリースしていた








彼のファースト・アルバムのプロデューサー





音楽評論家の渋谷陽一だった。





M-386







僕は渋谷陽一がDJを務めるラジオ番組で、





初めて松村雄策の音楽を聴いた








それは、




ニュー・ウェイブやパンクの流れを汲む



ソリッドなロックンロール
だった。





そして、





そこには彼のロックンロールへの熱い想い





透けて見えた。




M-387








ビートルズ、ストーンズ、



ドアーズ、ジャックス、バッドフィンガー
・・・







そんな60~70年代ロックへの敬意と愛情





きっちり詰まっていた







その瑞々しいロックンロールは、





いま、改めて聴いてみても






やはり、かっこいい




M-388






それが




彼の2枚目のアルバム『プライヴェイト・アイ』である。






サウンド・プロダクションやアレンジのセンスも



かなり良質








それもそのはず。







あの伝説のプログレ・バンド四人囃子のメンバーが





3人(岡井大二、佐久間正英、茂木由多加)





参加しているのだから。












このアルバムに表現されているのは、






都市生活者としての倦怠と孤独である。





M-389




♪ 頭の中でだけ歩みは進み いつしか身体はとり残されてた

言葉が音にはならずにあふれて ガラスの破片が飛び散っていく

背骨に刺さったナイフの 傷がキラキラ輝くまで

止まりがつかずに落ちていく

傷だらけのガラス玉


「傷だらけのガラス玉」作詞・作曲 歌 松村雄策







迷い・・・



つっかかり・・・




へこみ・・・




溺れる・・・





♪ ぼくは苺畑へ行って 苺を全部つぶして

畑を血の海にしてしまった


身体は若く 心は老いて

崩れ落ちてく ひびきをたてて



「苺畑のヒッチハイカー」作詞・作曲 歌 松村雄策







彼も僕も





東京生まれの



東京育ちだからかもしれないが
・・・





人前では、





どうしてもカッコつけたがるのだ






それは、




きっとシャイの裏返しなんだと思う。







どうしてもっと素直になれないんだと、





思う。






♪ 俺はプライヴェイト・アイ それでいいのさ 俺はプライヴェイト・アイ このままいくさ

どうせろくな死に方出来ない

泥にまみれて消えていくのさ

もったいぶった理由はいらない


「プライヴェイト・アイ」作詞・作曲 歌 松村雄策







だから、




彼はロックを選んだのだろう。







結果として、





彼はこの2枚目のアルバムの出来に満足できなかった




後にこう語っている。







中途半端に妥協せず




もっと、




頑なに拘りを貫けばよかったのだと







そして、彼は、





歌手活動にピリオドを打つ







渋谷エッグマンに於けるラスト・ライヴを収録した





アルバム『アンフィニッシュド・リメンバーズ』






置き土産にして。























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