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2011.09.18    カテゴリ:  未分類 

   再生と復興・・・アルバム『10 NUMBERS CARAT』を振り返る


サザンオールスターズというイメージを





良くも悪くも決定付けてしまったのが、




彼らのデビュー・シングル「勝手にシンドバッド」だった。






その独特の言語感覚と下世話な世界観から・・・





世間は彼らをコミック・バンドに位置づけようとした。









桑田の音楽的バックボーンの中には、




子供の頃に慣れ親しんだ




テレビ番組「シャボン玉ホリデー」があった。





その番組の中で、




軽妙洒脱なお笑いと粋でモダンな音楽性を




披露していたのが




クレージーキャッツ。





そう・・・




サザンが目指した音楽も、





狭い間口に囚われない




粋でモダンな王道ポップ・ミュージックだったのだろう。







M-337



けれど売れてしまったことで、




本来の雑食性が影を潜めてしまう。




つまり、同じスタイルの





拡大再生産を求められてしまうからだ。



M-338






世間の求めに対して忠実であろうとすればするほどに・・・





世間から自身が遊離していく。




もしかすると、





それもポップ・ミュージックの持つ宿命なのか?




M-339




後に、桑田佳祐が





NHKの音楽番組におけるインタビューで、





当時、




ドリフターズのいかりや長介から、





メンバーとしての加入の要請があったことを明かしていた。










長さんにしてみれば・・・






桑田の才能とセンスをずばり見抜いた上での





オファーだったのだろう。





勿論、桑田はそのオファーを断ったそうだ。





・・・(笑)




M-340






彼らの2ndアルバム『10 NUMBERS CARAT』には、






そんな迷いや戸惑いと同時に・・・





もう1度、





真摯に音楽と向き合おうとする彼らの姿が





透けて見える。






それを象徴するのが、「いとしのエリー」だ。






原由子への思慕を綴ったナンバーとしても






有名だけど・・・






この曲を書けたことで、





桑田佳祐は、





大衆の願いを叶えることで、





それ自体が自身の再生にも繋がることを、





体で自覚できたのかもしれないね。










そう、だからこそ、





この世の中に音楽が必要とされるのだと、





僕は思う。







互いが互いの再生と復興を実現するために。






・・・(笑)








サザンオールスターズ   思い過ごしも恋のうち

ラチエン通りのシスター  サザンオールスターズ

サザンオールスターズ/ブルースへようこそ

いとしのエリー サザンオールスターズ












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